たましいの臨床学

夢・描画・体験

角野善宏

2001年7月31日

岩波書店

2,530円(税込)

人文・思想・社会

こころを病んだ人たちを前にして、治療者は何ができるのか。心理療法では、クライエントの訴えや症状の変遷を視野にいれながら、人間の内面の動きをもっとも重視する。本書では、このこころの動きが表現する夢、描画、言葉、体験などの事例によりながら、治療者がどのようにたましいと出逢い、治療へと導かれていったかが考察される。

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