ファロスの王国 II

古代ギリシアの性の政治学

エヴァ・C.クールズ / 中務 哲郎 / 久保田 忠利

1989年12月20日

岩波書店

3,960円(税込)

人文・思想・社会

古典期ギリシア人の性はいかに営まれていたのか。結婚、売春、同性愛は、性関係を決める慣習は、教育は…。多くのポルノグラフィーを含む壷絵の解読と、悲劇喜劇の新しい解釈によって、アテナイ政治・文化の底を流れる性の実像に迫る。生活のあらゆる場面を支配する男性優位、古典古代の社会史にみる「ファロス主義」の抑圧と矛盾。1巻で提出された謎、ヘルメス神像「去勢」事件は果して西欧初のフェミニズムのアピールか。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

14

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください