読む力は生きる力
脇 明子
2005年1月31日
岩波書店
1,980円(税込)
小説・エッセイ
子どもが本を読むことの大切さは誰でもが説くが、心底から納得できるような読書への誘いは案外少ない。著者が長年考えぬいた成果を、具体例を挙げながら明晰に語る本書は、子どもと本との幸せな出会いを望むひと、必読。 はじめに 第1章 読むことはなぜ必要なのか 読書はほんとうに大切か 「本なんか読まなくても,立派に育った」時代 子どもと大人を隔てているもの 「伝える」ことの意味 自尊心を支える文化 「物語の国」からの教訓 第2章 赤ちゃんと絵本 「ブックスタート」は有効か 想像力を育てる絵本 赤ちゃんと映像メディア 『かばくん』の奇跡 第3章 絵本という楽園の罠 物語の世界への船出 「見る」ことと「読む」こと 絵本の世界に遊ぶ大人たち 文字と出会える絵本を 第4章 「文字を読む」ことと「本を読む」こと 文字が読めれば,本は読めるか 絵本から物語への橋渡し 情報量の誘惑と幼年童話 『くまのテディ・ロビンソン』 映像世代の想像力と昔話 短編のおもしろさとむずかしさ 長編物語の特別な力 第5章 読めない理由 「なんでもいいからたくさん」の害 シリーズものの誘惑 ダイジェストの問題 第6章 読書力とは何か 子どもにとっていい本とは 読書力とはどんな力か コンピューターと思考力 読む力が思春期を支える 第7章 ほんとうにいい本を手渡すために ゲームと本とのおもしろさのちがい 映像を見ることと本を読むこと 本の紹介は旅行ガイド 地味な挿絵の大きな力 あとがき 本書でとりあげた書目
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