
歴史和解は可能か
東アジアでの対話を求めて
荒井 信一
2006年1月19日
岩波書店
2,640円(税込)
人文・思想・社会
序章 いま歴史和解をいかに展望しうるか 第一章 過去の克服はなぜ遅れたかーー日本 1 グローバル化時代の歴史認識 2 歴史教科書問題と政府の対応 3 「慰安婦問題」--国際問題化と日本の選択 4 靖国問題ーー首相はなぜ靖国参拝にこだわるか 第二章 封じ込められた過去とは何かーー朝鮮半島 1 韓国併合ーー条約と強制 2 日韓条約と植民地支配の清算 3 日朝国交正常化とピョンヤン宣言 第三章 抗日戦の記憶はどう変容したのかーー中国 1 政府によって凍結された記憶 2 転機としての日中共同声明 3 高揚するナショナリズムと歴史観の転換 第四章 アジア太平洋戦争の記憶と歴史の見直し 1 アジア系アメリカ人と戦争の記憶 2 日系カナダ人と戦争の歴史 3 先住民の復権ーーハワイとグアム 補遺 東南アジアーー戦争の記憶と植民地主義 終章 歴史和解は可能か あとがき
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