はじめて出会う細胞の分子生物学

伊藤明夫

2006年8月31日

岩波書店

2,310円(税込)

科学・技術

2003年、ヒト遺伝子の解読が終了したが、すべての遺伝子が同定されても「いのち」のしくみがすべてわかるわけではない。遺伝情報を背景に、タンパク質がどのように生命活動に関わっているかを知ることが、ますます重要になってきている。タンパク質は、細胞の中でどのように生まれ、育ち、働き、死を迎えるのか。タンパク質の一生の流れを追い、細胞内社会がどのような統一性をもって「いのち」の営みを行っているかをみる。重要な事実がいつ、どのような研究で解き明かされたのか、先達たちの巧みな実験と卓越した洞察にも目を向ける。細胞という社会の中で繰り広げられる、タンパク質の営みの見事さを感じていただきたい。

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