言語 フンボルト チョムスキー レネバーグ
〈名著精選〉心の謎から心の科学へ
福井 直樹 / 渡辺 明
2020年10月19日
岩波書店
3,300円(税込)
人文・思想・社会
有限の手段を無限に用いることによって無数の言語表現を作り出す人間精神の働きこそが言語の本質であると指摘したフンボルト、行動主義心理学に基づく言語研究を徹底的に批判し、心・脳がもつ内在的言語能力の研究としての言語学を提唱したチョムスキー、言語の生物学的研究に関する総合的枠組みを提示したレネバーグを取り上げる。 序文 …………… 福井直樹 イントロダクション …………… 渡辺 明 人間の言語構造の多様性と人類の精神的発展におよぼすその影響について …………… ヴィルヘルム・フォン・フンボルト/遠藤健樹・佐藤 駿[訳] 書評 B・F・スキナー『言語行動』 …………… ノーム・チョムスキー/梶浦真美[訳] 言語発達の生物学的理論を目指して …………… エリック・H・レネバーグ/梶浦真美[訳] 参考文献 索 引
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