ああ認知症家族
つながれば、希望が見えてくる
高見 国生
2011年7月15日
岩波書店
1,760円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
いま、認知症の人は二〇〇万人以上。その家族の多くは、極度の辛さ、やるせなさから、絶望の淵へと追い込まれています。希望への道筋は、どこにあるのでしょうか。かつて失禁、奇行などを繰り返す母を介護し、悩みぬいた末に「呆け老人をかかえる家族の会」(現「認知症の人と家族の会」)の結成に加わり、これまで三〇年、その代表を務めてきた著者が、豊富な事例を振り返りながら明快に答えます。家族同士がそれぞれの経験を交流し、励まし合うこと、その中で具体的な知恵や情報、前向きに生きる意欲が得られるのは間違いない、と。
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