医療が病いをつくる
免疫からの警鐘
安保徹
2001年11月30日
岩波書店
2,200円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
腰痛、アトピー性皮膚炎から胃潰瘍、糖尿病、癌にいたるまで、なぜ病いは治りにくいのだろうか。また今なぜ難病指定の病気が増え続けるのか。著者は、人体の秘密ともいうべき自律神経系ー内分泌系ー免疫系の相互連関のメカニズムを解明。さまざまなストレスや、免疫の働きを理解しない誤った治療、薬の処方が多くの場合、病気の原因であり病状を悪化させていること、さらには結果として医療費高騰を招いている現実を指摘する。病気の成り立ちや薬の作用を免疫学の立場から説き明かし、病気にかからないためには、またかかったらどうしたらよいのかをアドバイスする。数々の発見で世界的に活躍する免疫学者による現代医療批判。
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