岡本太郎の見た日本

赤坂憲雄

2007年6月30日

岩波書店

2,750円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

没後、あらためて再評価が巻き起こりつつある岡本太郎。その芸術家の枠に収まりきらない多様な活動のうち、民族学的側面にわたる仕事、すなわち有名な「縄文土器の発見」から東北、沖縄へと展開されていった独自の日本文化再発見の道行きを、気鋭の民俗学者が鮮やかに読み解く。パリ留学時代にはパリ大学に民族学を学び、バタイユらとも親交を深めた太郎が、その類まれな感性で発見していた「ほんとうの日本」とは何だったのか?画期的岡本太郎論。

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