
子どもと学校の世紀
18世紀フランスの社会文化史
天野 知恵子
2007年10月26日
岩波書店
3,080円(税込)
人文・思想・社会
はじめに 第一章 すべての子どもを学校へーー初等教育の組織化 一 アンシャン・レジーム期の初等教育政策 二 初等教育の広がりーー一八世紀末の状況 三 カトリックの習俗化と教師 四 フランス革命期の初等教育政策 第二章 国家を担う人材の育成ーーエリート教育の改革 一 高等法院のコレージュ改革 二 「有能な軍人」の育成をめざして 小 括 第三章 家庭から学校へーー「近代家族」の子育て 一 家庭の中の親と子ーー『子どもの友』の世界 二 管理される教育に向かってーー寄宿生の増加 第四章 「良い子」の誕生ーー子ども像の変遷 一 「狡猾」から「純真」へーー子ども向け読み物の中の子ども像 二 「英雄」になった子どもーーフランス革命期の愛国少年伝説 おわりに 注 あとがき 主要参考文献 索 引
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