最高裁判所は変わったか

一裁判官の自己検証

滝井繁男

2009年7月31日

岩波書店

3,080円(税込)

人文・思想・社会

近年、最高裁判所が立法府や行政庁に対して毅然とした判断を示したり、市民の共感を得やすい柔軟な解釈を示すことが多くなったと言われる。その「変化の兆し」の一翼を担ったとされる弁護士出身の元最高裁判事が、自身の最高裁時代をふり返りつつ、近年の注目すべき数々の判例を解読。司法に新しい潮流は生まれているのか考え、変化の所在を探る。

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