漱石先生からの手紙

寅彦・豊隆・三重吉

小山 文雄

2006年11月28日

岩波書店

2,200円(税込)

人文・思想・社会

はしがき 寺田寅彦の章ーー漱石山房の草分け  俳句入門  清閑の時  漱石先生帰朝,訪問頻繁となる  教える者と教えられる者と  先生は心の糧  「ホトトギス」の寵児に  『嵐』『やもり』と漱石の批評  東京朝日新聞に「話の種」連載  「面会日は木曜午後3時から」  『三四郎』に一役  それぞれの旅立ち  留学先ベルリンへの手紙  漱石先生に大変化がおこる  帰国後の寅彦多忙  「科学者と芸術家」  新しい風,そして漱石の逝去  「遊びに行く処がなくなりました」 小宮豊隆の章ーー先生に最も愛された人  漱石門2期生の代表格  「又来る時は大に弁じ給え」  「先生にして友達なるもの」  『虞美人草』の「道義」論  ある青年への学資援助  卒業,そして変らぬ敬慕  先生にドイツ語を教える  豊隆の「修善寺日記」  「あれで可いじゃないか」  『お目出たき人』の恋は「不徹底」か  漱石の文学博士号辞退  『漱石全集』編纂と豊隆  「腕白時代の夏目君」  寅彦の真価を新時代に 鈴木三重吉の章ーー木曜会のだだっ子  「箪笥を一つ奢ってくれませんか」  「金やん,金やん」  敬慕あふれる三重吉の「一大手紙」  「伯父かなんぞのように思う」  予感と予言  「夏目さんにおだてられて」  『千鳥』  教訓,「維新の志士の如き烈しい精神」で……  第2作『山彦』  先生は道理に生きた,三重吉は感情に生きた  三重吉,その後  病魔と格闘しながら  あとがき  主な引用および参考書目

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