〈はたらく神〉の神学

八木 誠一

2012年12月21日

岩波書店

3,740円(税込)

人文・思想・社会

人は、神のはたらきの内に生かされている。新約聖書から、この第一義的な事実を表現する章句を集め、神と人とが接触する“場”の作用を捉えるための、言語の条件を探る。言語学、文学理論、社会学など、異分野との交流を敢行し、仏教とキリスト教との真率な対話を繰り返し企てつつ、神のはたらきの場、人と人とが共に生きる場所の構造と運動を記述する。競争と支配に拠らない、差別と排除を生まない、本来の共同世界の原理ー旧来の神学を破壊した経験的思考が、“この現実”を根底から批判しうる体系的宗教思想に到達した。

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