翻訳に遊ぶ
木村 榮一
2012年4月18日
岩波書店
2,640円(税込)
人文・思想・社会
翻訳の第一人者である著者は、なぜ翻訳の世界に足を踏み入れることになったのか。このエッセイは、翻訳に潜む魔物に魅せられてその森に迷い込み、悪戦苦闘しながらも、同時にそこからこの上もなく大きな喜びを得てきた著者が、自身の軌跡をたどりつつ、文学との出会いや楽しみ方、翻訳をする際の心得やコツを、縦横に語り尽くしたものである。
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(無題)
翻訳にかける火の出るような情熱を内に秘めている著者の日常が淡々と描かれている。 ドラマチックな展開を期待していたわたしには肩透かし。
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