
歴史という皮膚
苅部 直
2011年3月25日
岩波書店
3,410円(税込)
人文・思想・社会
第二次世界大戦前夜、ユダヤ・フリーメイソンリー陰謀説が渦巻くなか、世界平和を支える集団としてフリーメイソンリーを擁護した吉野作造。カントの世界平和構想を賞賛しつつ、自身の平和論の基礎には民族と天皇をおいた南原繁。私利追求の風潮が社会を覆うなか、人々が公益へと向かう道筋を構想した幕末・明治期の儒学者、横井小楠と元田永孚。ほかに福澤諭吉、中村哲ら、激動期にそれぞれの社会状況と格闘した思想家たちの姿を生き生きと描く。その思想の変遷を通して、日本におけるナショナリズムと皇室観の様相が浮かび上がる。
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