日本語の近代
日本の50年日本の200年
小森陽一(国文学)
2000年8月31日
岩波書店
2,530円(税込)
語学・学習参考書 / 人文・思想・社会
私たちが現在「日本語」と認知している言語は、主に明治前半期に生み出された「言文一致体」を基礎にした「近代口語」のことを意味している。二葉亭四迷や山田美妙といった小説家の書いた、きわめて個別的かつ特殊な文体が、なぜ、「国民語」や「国家語」の役割を果たすようになったのか。そこに、日本的近代の論理を探る。
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