ヒューマニティーズ 女性学/男性学

千田 有紀

2009年10月29日

岩波書店

1,760円(税込)

人文・思想・社会

はじめに 一、性別とは──女性学/男性学を学ぶ意味とは何か  ㈠ 性別の不確定性  語られない性  ㈡ 性の歴史学  セックスの発明/身体観とは  ㈢ 性の生物学  哺乳類の発明/骨格からみる性差/卵巣の発見/知の政治性 二、近代社会の成立と完成──女性学/男性学はどのように生まれたか  ㈠ 近代社会の成立  ㈡ 人権と女の権利  女権宣言  ㈢ 母性保護論争  ㈣ ウーマン・リブ  母性批判/リブの方法論/男性性とは/女の加害者性  ㈤ 女性学の誕生   「生産性の論理」批判 三、女性学と「女の論理」──女性学/男性学は社会の役に立つのか  ㈠ 女性学をめぐって  女性学とは/女を対象とする/女のための女性学/女による女性学/女性学の担い手/分離主義か統合主義か/女の論理とは  ㈡ 性役割  ㈢ エコロジカル・フェミニズム  リブとフェミニズム、ジェンダー/エコロジカル・フェミニズム論争  ㈣ マルクス主義フェミニズム  ㈤ ポスト構造主義的ジェンダー論  新しいジェンダー論の意味/身体と物質性 四、性の多様性──女性学/男性学の未来はどうなるのか  ㈠ フェミニズムはナショナリズムを超えられるか?  ㈡ ポスト植民地主義とジェンダー  発話の位置とは  ㈢ 男の解放  男性学/男の身体  ㈣ セクシュアリティ  レズビアンである、ということ/ 〈男制〉と〈女制〉/欲望の政治 五、何を読むべきか  女性学/男性学の歴史と理論/性別をめぐって/近代社会のシステムと思想/女性学の諸理論/性の多様性 あとがき

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