自由への問い(8)

齋藤純一(政治学)

2010年7月31日

岩波書店

2,200円(税込)

人文・思想・社会

人間にとって自由とは何でありうるのか。本書では、それを「生」という大きなテーマから考えていく。人間の誕生と生存、性と生命におけるさまざまな非対称性と偶発性、制度やシステムではなく、あえて個人の生き方に定位することで見えてくる自由と幸福の相克ー。ここで多面的に提起される「身も蓋もないくらい根本的な問い」(本書対論より)の数々は、いわばシリーズの他の巻で論じられる全ての問題群に斜めに切り込むような強度をもっている。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください