南米「棄民」政策の実像

岩波現代全書

遠藤十亜希

2016年5月31日

岩波書店

2,420円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会

一九世紀末から二〇世紀半ばにかけて、新天地を求め未知の地である中南米に移住した約三一万人の日本人。その多くは、日本政府が奨励・支援した「国策移民」だった。これまで、人口増加や貧困への対策とされてきた日本の移民政策が、「不要な人々」を国内から排除したうえで、移住先の現地において再び「国民」として統合し、利用するためのものであったことを明らかにする。

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