不忍池ものがたり

江戸から東京へ

鈴木 健一

2018年10月26日

岩波書店

2,640円(税込)

人文・思想・社会

はじめにーー池が生み出すものがたり 第一章 寛永寺の誕生  1 江戸以前の不忍池  2 東叡山と弁財天ーー京都の権威を移す  3 「忍」か「不忍」かーー地名考証あれこれ 第二章 蓮見と料理茶屋  1 蓮の名所としてーー江戸地誌の世界  2 図像の中の不忍池ーー浮世絵と草双紙の世界  3 江戸詩歌と不忍池ーー風雅と世俗の交響 第三章 戊辰戦争の激戦地  1 彰義隊の敗北ーー水面に降り注ぐ銃弾  2 死者たちの追悼と記憶ーー世の移り変わりを見守る 第四章 「上野」の成立  1 上野公園ーー欧化政策と糊塗される戦渦  2 競馬場と動物園ーー西洋文明の発信地 第五章 近代文学の舞台として  1 森鷗外『雁』--池畔をめぐる想いの交差  2 近代詩歌と不忍池ーー新しい主題と伝統的な器  3 重なり合う〈江戸〉と〈明治〉--継承される美意識 第六章 現代の不忍池へ  1 事件は池畔で起こるーーモダン都市の中で  2 豊かさと郷愁ーー戦後の復興とやすらぎ おわりにーー池の持っている力  少し長めのあとがきーー自然と文化,過去と現在,高級感と庶民性  謝 辞  主要参考文献  図版出典一覧

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