
私にとっての介護
生きることの一部として
岩波書店編集部
2020年1月26日
岩波書店
1,870円(税込)
人文・思想・社会
介護保険スタートから二〇年.少子高齢化や人口減の危機も高まっている.高齢者介護や認知症介護,障害をもつ方の介護に限らず,介護またケアは,さまざまなあり方で,誰にとっても「生きることの一部」となってくるだろう.各界の人々が,体験や見聞をふまえて「これだけは言いたい」ことを縦横に語り,問いかける. はじめに I 介護地獄にならないように……………毒蝮三太夫 介護の現実をタブーにしない……………小山明子 そのことばのある世界……………森川すいめい 介護政策の充実と優しいまなざし……………沖藤典子 感情の臨界点ーー障害者介助や子育ての経験から……………渡邉 琢 何ひとつ無駄にはならない……………小谷真理 障害者の介護と社会参加……………木村英子 お金で解決してはいけないものーー介護支援制度と介護の理念……………金滿里 II 高次脳機能障害に最良のリハビリは「病前の当たり前」への再挑戦……………鈴木大介 医療現場からみた介護ーー高次脳機能障害をめぐって……………山口研一郎 脳出血で倒れたこと……………bay4k 介護保険制度における「医療行為」……………山田 真 私には恐怖がある……………野田聖子 在宅人工呼吸療法の一端を担って、今になってわかってきたこと……………川口有美子 体が動かなくなるほどその人らしくなる介護……………村上靖彦 「笑顔の法則」……………二ノ坂保喜 III 家族急減社会(ファミレス社会)を目前に……………樋口恵子 高齢者支援が障害者運動から学んでほしいこと……………熊谷晋一郎 みんな一度は障害者になってみるといいよ……………今村 登 制度が充実したことで失われたもの……………渡辺一史 超福祉ーー街を媒体に混じり合い、持続可能な未来をつくる……………須藤シンジ 被災家族と介護……………山内明美 介護がコミュニティを拓く……………西村ユミ 社会的孤立の先が刑務所という現実……………山本譲司 IV 老いのダイバーシティ……………横森美奈子 人生をまたぐ介護……………遙 洋子 介護とは、家族の葛藤の硼に再度投げ込まれることだった……………赤石千衣子 家庭が家庭であることを維持するために……………梨木香歩 介護され上手……………内田 樹 教育と介護をめぐる「やり方」と「あり方」……………川上康則 自律の手段としての依存……………本田美和子 魔法と技術のあいだ……………白石正明 V 『介護入門』と私……………モブ・ノリオ 『アカシアの道』をめぐって……………近藤ようこ 難しいと思うから難しくなるんだ……………北原佐和子 真のプロの育成こそが認知症ケアには必要……………関口祐加 亜由未の笑顔……………坂川裕野 ケアをめぐる記憶や想起について……………天田城介 思い出すことなど、介助その手前で……………杉田俊介 介護の現場ーー言葉の限界と可能性……………永田和宏
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