強制不妊と優生保護法

“公益”に奪われたいのち

岩波ブックレット 1025

藤野 豊

2020年5月11日

岩波書店

572円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに到った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う根拠・論理となってきた歴史と、優生保護法が母体保護法と名称を変えた今もその構造は変わらず、問題は終わっていないことを明らかにする。 はじめにーーなぜ今、優生保護法が問題になっているのでしょうか 1 優生保護法に至る前史 2 優生保護法の成立 3 優生保護法改正と人権侵害の強化 4 なぜ、ハンセン病患者は優性保護法の対象とされたのでしょうか 5 なぜ、優生保護法は一九九六年まで維持されたのでしょうか おわりにーー“公益”と憲法

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