にごりえ・たけくらべ

岩波文庫 緑25-1

樋口 一葉

1999年5月17日

岩波書店

506円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

酌婦の身を嘆きつつ日を送る菊の井のお力のはかない生涯を描いた「にごりえ」。東京の下町を舞台に、思春期の少年少女の姿を描く「たけくらべ」。吉原遊廓という闇の空間とその周辺に生きる人びとに目を向けた一葉の名篇を収める。改版。

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Readeeユーザー

一葉の儚さ

-- 2020年11月18日

にごりえ・たけくらべ 樋口一葉 前髪が伸び切らぬ初嶋田。格子にとどまる紅入りの友禅は可憐しき姿、或る霜の朝水仙の作り花は懐かしい淋しい清き姿。

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