俳句はかく解しかく味う

岩波文庫 緑28-2

高浜 虚子

1989年10月16日

岩波書店

594円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

芭蕉・蕪村・一茶・子規など元禄から明治まで29人の俳人の句およそ200句をとりあげ、俳句とはどういうものか、どう味わったらよいかを説く。ずばりと句の核心を言いあてる評解、自在な語り口は見事という他はないが、その背後には「俳句は即ち芭蕉の文学」だとする虚子(1874-1959)の確信があった。

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