聊斎志異 上
岩波文庫 赤40-1
蒲 松齢 / 立間 祥介
1997年1月16日
岩波書店
1,276円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
全篇ことごとく神仙、狐、鬼、化け物、不思議な人間に関する話。中国・清初の作家蒲松齢(1640-1715)が民間伝承から取材、豊かな空想力と古典籍の教養を駆使した巧みな構成で、怪異の世界と人間の世界を交錯させながら写実的な小説にまさる「人間性」を見事に表現した中国怪異小説の傑作。今回、92篇を精選して新訳。
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たきひろ
(無題)
ほとんど狐か幽人(実体のある幽霊?)の話。中国人は相手が狐や死んだ人でも一緒になったり夜を共にしたりと抵抗がない様子。それも自然の一部として認識しているから自然なことという考え方なのかもしれない。あの世との境界も薄いみたいで何度か行き来する話もあり。
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