若きウェルテルの悩み改版

岩波文庫

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ / 竹山道雄

1978年12月18日

岩波書店

935円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

親友のいいなずけロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いたこの書簡体小説には、ゲーテ(1749-1832)が味わった若き日の情感と陶酔、不安と絶望が類いまれな抒情の言葉をもって吐露されている。晩年、詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語った。

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たきひろ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年07月26日

ラストの描写が非常にすばらしい。当時の考え方がどうであったかはわからないが、今の時代の日本での考え方に照らし合わせると登場人物全員の行動に問題があり、その帰結がこの結末であるということが当然の流れとすんなり捉えることができる。個人的にはロッテに朗読してあげる詩はもう少し短くても良かったと思う。

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たきひろ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2022年10月29日

ラストの描写が非常にすばらしい。当時の考え方がどうであったかはわからないが、今の時代の日本での考え方に照らし合わせると登場人物全員の行動に問題があり、その帰結がこの結末であるということが当然の流れとすんなり捉えることができる。個人的にはロッテに朗読してあげる詩はもう少し短くても良かったと思う。

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