忘れられた日本人

岩波文庫 青164-1

宮本 常一

1984年5月16日

岩波書店

1,078円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907-81)が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフヒストリーをまじえて生き生きと描く。辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台にうかびあがらせた宮本民俗学の代表作。

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Tojo Hiroyuki

“無名にひとしい人への紙碑”

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4.2 2022年02月23日

めちゃくちゃ面白い。 見えてる風景がまるで違う。人々の生き方もまるで違う。学術的な本でなくて、生きた固有名詞を持った人の半生を書き留めた本なので、その声が聞こえてきて、より気持ちが入っていく。これは名著だ。

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