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否定的にしか語りえない「他者」の思索
フッサール、ハイデガーにおいて、自分の意識とそれを構成する世界、あるいはその世界の間にある間主観性、といった形で、自分の意識、という観点から分析がなされていた現象学が、レヴィナスにおいていわば転倒される。閉じた自分の意識の世界があるのではなく、そこには語り語られる対象としての「他者」に向けた穴が開いているのである。この「穴」は意識の世界の中で位置づけられる様々な道具とは異なるものであり、否定的にしか語ることはできない。否定的にしか語りえない故、意識の世界はこの「他者」からも影響を受け、それが倫理の基礎ともなるのである。
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