過去と思索(第三分冊)

岩波文庫 青N610-4

ゲルツェン / 金子 幸彦 / 長縄 光男

2024年8月16日

岩波書店

1,507円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

ニコライ一世治下のロシアはその帝政史上、言論統制の最も厳しい時代だったが、皮肉にも、思想の世界には稀に見る豊穣な果実をもたらした。「西欧主義」と「スラヴ主義」という二大潮流が生まれたのである。流刑先から戻ったゲルツェンは、両者の間で繰り広げられた激しい論争で、主役の一人であった。(全七冊)  凡 例  ゲルツェン関係地図  モスクワ要図  ゲルツェン家系図 第四部 モスクワ、ペテルブルク、ノヴゴロド(承前) (一八四〇-一八四七)  第二十六章 ペテルブルク   警告   度重なる取り調べ   オリガ・アレクサーンドロヴナ・ジェレプツォーワ   二度目の流刑  第二十七章 ノヴゴロド   ノヴゴロド県庁   分離派教徒とパーヴェル帝   地主の権力濫用   アラクチェーエフの屯田兵制度  第二十八章 村の出来事   悩み   ポクローフスコエ村   マトヴェイの死   司祭イオアン  第二十九章 われわれの仲間   1 青春の最後の日々    モスクワのグループ    食卓での会話    西欧派ボトキン、レトキン、クリューコフ、コルシ    ガラーホフ   2 友の墓のかたえで  第三十章 反対者たち   1 〈敵なる友〉たち    スラヴ派と汎スラヴ主義    ピョートル・ヤーコヴレヴィチ・チャアダーエフ   2 対陣    モスクワの文学サロン    アレクセイ・ホミャコーフ    キレーエフスキー兄弟    コンスタンチン・アクサーコフ    《モスクワ人》誌  第三十一章 父の死   父の死   遺産の分配   二人の従兄  第三十二章 われわれのグループの分裂   ソコローヴォへの最後の旅   〈彼方へ! 彼方へ!〉  第三十三章 旅立ちの準備   侍僕の役をする地区警察署長   警視総監ココーシキン   秩序の中の無秩序   出国  ニコライ・ケッチェル(一八四二ー一八四七)   エピローグ  一八四四年のエピソード  訳 注  訳者解説3  略年譜3

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