ぼくのドイツ文学講義
岩波新書
池内紀
2005年9月30日
岩波書店
770円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
カフカの『変身』で本当に変身したのは何?難解をもってなる『ファウスト』第二部のカンどころとは?グリム童話から消えてしまったもの語りの原型ーなどなど、無類の読み手である著者が、軽妙洒脱な筆をふるってドイツ文学の面白さを縦横に語りつくす。重厚厳粛というドイツ文学の既成イメージをふきとばす池内式文学の娯しみ方。
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