思想検事

岩波新書

荻野富士夫

2000年9月30日

岩波書店

836円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

戦前、「国体」に反するとみなされた思想・言論はきびしい取締りの対象となった。治安体制の一方の核として特高警察と両輪をなした思想検察は、“倫理上の善悪の審判官”を自任し、治安諸法令の制定・運用を主導、保護観察・予防拘禁などの抑圧装置を次々と創出した。その実態と全体像を、戦後公安検察への継承性も含めて解明する。

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