子どもの貧困

日本の不公平を考える

岩波新書 新赤版1157

阿部 彩

2008年11月20日

岩波書店

1,056円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

はじめに 第1章 貧困世帯に育つということ  1 なぜ貧困であることは問題なのか  2 貧困の連鎖  3 貧困世帯で育つということ  4 政策課題としての子どもの貧困 第2章 子どもの貧困を測る  1 子どもの貧困の定義  2 日本の子どもの貧困率は高いのか  3 貧困なのはどのような子どもか  4 日本の子どもの貧困の現状 第3章 だれのための政策か──政府の対策を検証する  1 国際的にお粗末な日本の政策の現状  2 子ども対策のメニュー  3 子どもの貧困率の逆転現象  4 「逆機能」の解消に向けて 第4章 追いつめられる母子世帯の子ども  1 母子世帯の経済状況  2 母子世帯における子どもの育ち  3 母子世帯に対する公的支援──政策は何を行ってきたのか  4 「母子世帯対策」ではなく「子ども対策」を 第5章 学歴社会と子どもの貧困  1 学歴社会のなかで  2 「意識の格差」  3 義務教育再考  4 「最低限保障されるべき教育」の実現のために 第6章 子どもにとっての「必需品」を考える  1 すべての子どもに与えられるべきもの  2 子どもの剝奪状態  3 貧相な貧困観 第7章 「子ども対策」に向けて  1 子どもの幸福を政策課題に  2 子どもの貧困ゼロ社会への11のステップ  3 いくつかの処方箋  4 「少子化対策」ではなく「子ども対策」を  あとがき  主要参考文献

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