小林一茶

岩波新書 新赤版1446

青木 美智男

2013年9月20日

岩波書店

770円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

はじめに 1 時代を詠んだ俳諧師  一茶句碑第一号/一茶調/慈愛に満ちた一茶像は近代から/終生変わらぬ農民への畏敬/一茶の理想/目線は江戸の下層民にも/逆境が育む珠玉の句 2 学びの時代  「下ゝの下国」に生まれる/北国街道柏原宿/子どもは貴重な労働力/親は江戸へ冬季稼ぎ/せめてイロハだけでも/少年期一茶の文化状況/柏原宿の俳諧 3 江戸の場末の裏長屋  俳諧師一茶/裏店での暮らし/裏長屋の世界/身につまされる信州人の江戸奉公 4 四国・九州・中国・上方へ  西国へ向かう/漂泊の旅/長崎で見た異国色/自立する一茶/話し言葉の衝撃/江戸の一茶へ 5 国学の隆盛と世直し願望  俳諧情報の収集/国学思想への傾倒/自国観の形成/日本・君が代/世は末世/世直し願望の表出/養蚕・製糸業と「買食の者」の増大 6 北方への関心、差別への眼差し  蝦夷地への関心/差別への眼差し/反骨と滑稽と 7 老いの生と性  信州の一茶へ/荒凡夫一茶/姥捨て伝説/生と性への執念 おわりに 参考文献 年  表 収録一茶発句一覧

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