裁判の非情と人情
岩波新書
原田國男
2017年2月28日
岩波書店
836円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
裁かれるのも「人」なら、裁くのも「人」のはず。しかし、私たちにとって裁判と裁判官は、いまだ遠い存在だ。有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で、二〇件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が、思わず笑いを誘う法廷での一コマから、裁判員制度、冤罪、死刑にいたるまで、その知られざる仕事と胸のうちを綴る。
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(無題)
裁判官にしては話の展開が上手で面白かった。 藤沢周平の「玄鳥」を特に推薦していた。
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