戦争をよむ

70冊の小説案内

岩波新書 新赤版 1670

中川 成美

2017年7月22日

岩波書店

836円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 新書

まえがき 文学は戦争とともに歩んだ 第1章 戦時風景  1 徳田秋声『戦時風景』  2 火野葦平『麦と兵隊』  3 小林信彦『ぼくたちの好きな戦争』  4 富士正晴『帝国軍隊に於ける学習・序』  5 大岡昇『野火』  6 野間宏『顔の中の赤い月』  7 ジョン・オカダ『ノーノー・ボーイ』  8 古処誠二『接近』  9 江戸川乱歩『防空壕』  10 大城立裕『日の果てから』  11 梅崎春生『桜島』  12 原民喜『夏の花』  13 安部公房『変形の記録』 第2章 女性たちの戦争  1 壺井栄『二十四の瞳』  2 角田光代『笹の舟で海をわたる』  3 田村泰次郎『蝗』  4 森三千代『新嘉坡の宿』  5 高橋たか子『誘惑者』  6 ベルンハルト・シュリンク『朗読者』  7 宮田文子『ゲシュタポ』  8 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』  9 リリアン・ヘルマン『眠れない時代』  10 大田洋子『ほたる』  11 林芙美子『浮雲』  12 池田みち子『無縁仏』 第3章 植民地に起こった戦争はーー  1 藤森節子『少女たちの植民地ーー関東州の記憶から』  2 吉田知子『満州は知らない』  3 張赫宙『岩本志願兵』  4 梶山季之『族譜』  5 小田実『「アボジ」を踏む』  6 中村地平『霧の蕃社』  7 モーナノン『僕らの名前を返せ/燃やせ』  8 バオ・ニン『戦争の悲しみ』  9 ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』  10 多和田葉子『旅をする裸の眼』 第4章 周縁に生きる  1 小林多喜二『転形期の人々』  2 佐多稲子『キャラメル工場から』  3 徳田秋声『勲章』  4 松本清張『遠い接近』  5 児玉隆也『一銭五厘たちの横丁』  6 北杜夫『輝ける碧き空の下で』  7 カズオ・イシグロ『遠い山なみの光』  8 安本末子『にあんちゃん』  9 東峰夫『オキナワの少年』  10 永山則夫『無知の涙』  11 フェデリコ・ガルシーア・ロルカ『ジプシー歌集』 第5章 戦争責任を問う  1 ドルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』  2 アーネスト・ヘミングウェイ『兵士の故郷』  3 石川淳『マルスの歌』  4 山田風太郎『戦中派不戦日記』  5 竹内浩三『戦死やあわれ』  6 坂口安吾『戦争論』  7 平林たい子『盲中国兵』  8 中野重治『五勺の酒』  9 後藤みな子『炭塵のふる町』  10 結城昌治『軍旗はためく下に』  11 ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』  12 パトリック・モディアノ『1941年。パリの尋ね人』  13 ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』 終 章 いまここにある戦争  1 ジョージ・オーウェル『一九八四年』  2 目取真俊『水滴』  3 パスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』  4 シリン・ネザマフィ『白い紙/サラム』  5 ヤスミナ・カドラ『カブールの燕たち』  6 リービ英雄『千々にくだけて』  7 ミシェル・ウエルベック『服従』  8 高野悦子『二十歳の原点』  9 笙野頼子『姫と戦争と「庭の雀」』  10 伊藤計劃『虐殺器官』  11 津島佑子『半減期を祝って』  ブックリスト  あとがき

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