ルイ・アルチュセール
行方不明者の哲学
岩波新書
市田良彦
2018年9月30日
岩波書店
946円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
現代思想を代表するマルクス主義理論家か、妻を殺めた狂気の人か。光と闇の落差がもたらす眩暈のなかに哲学者は姿をくらます。彼にとっては、「行方不明になる」ことが「政治」であったー知られざるアルチュセール(一九一八ー九〇)の哲学が「スピノザを読むアルチュセールを読む」というかつてない試みを通して浮かび上がる。
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