
紫外線の社会史
見えざる光が照らす日本
岩波新書 新赤版 1835
金凡性
2020年5月22日
岩波書店
880円(税込)
科学・技術 / 新書
人類は見えざるモノに期待をかけ、また恐怖と不安を覚えてきた。誰もが浴びる紫外線は人間の生活を豊かにもまた損ないもする。紫外線への着目は、近代以降の日本の社会観、健康観、美容観、環境観の変遷を覗き見る上で有効であり、ジェンダーや人種に関する言説までをも浮き彫りにする。見えざるモノを主人公にした異色の科学史。 序 章 見えないモノの歴史 第1章 紫外線ブームの時代へ 一 未知の光線に対する期待と不安 二 ビタミンDに至る二つの道 三 紫外線ブームの到来 第2章 「人工太陽」のテクノロジー 一 紫外線ランプの誕生 二 紫外線の産業応用 三 紫外線をさえぎる〈現代文明〉 第3章 紫外線が映し出す世相 一 〈太陽に近い〉生活 二 紫外線とジェンダー・階級・人種 三 紫外線を動員せよ 第4章 戦後における紫外線 一 求められ続ける光線 二 健康・環境への見えざる敵 三 太陽を避ける時代へ 終 章 紫外線と人間・技術・文明 あとがき 参考文献
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