
スペイン史10講
岩波新書 新赤版 1896
立石 博高
2021年9月21日
岩波書店
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
キリスト教勢力とイスラーム勢力とが対峙・共存した中世、「太陽の沈まぬ帝国」を築きあげた近世──ヨーロッパとアフリカ、地中海と大西洋という四つの世界が出会う場として、独特な歩みを刻してきたスペイン。芸術・文化・宗教や、多様な地域性に由来する複合的国家形成にも着目して、個性あふれるその通史を描く。 第1講 「スペイン」の歴史の始まり 黎明期〜4世紀 1 イベリア半島の地政学的位置 2 先史時代のイベリア半島 3 古代地中海世界とイベリア半島 4 ローマ帝国と「ヒスパニア」の形成 第2講 西ゴート王国からアンダルスへ 5世紀〜15世紀 1 西ゴート王国 2 イスラームの進出とアンダルスの形成 3 イスラーム諸王朝の繁栄 4 ナスル朝グラナダ王国 第3講 多様性のなかの中世世界 8世紀〜15世紀後半 1 レコンキスタのはじまりとキリスト教諸国の形成 2 カスティーリャ王国の拡大 3 アラゴン連合王国の地中海進出 4 「三宗教の共存」 第4講 カトリック両王の統治からスペイン君主国へ 15世紀末〜16世紀 1 カトリック両王の同君連合 2 ハプスブルク朝スペインの誕生と発展 3 フェリーペ二世と「カトリック君主国」 4 大航海時代と「太陽の沈まぬ帝国」 第5講 スペイン君主国の衰退 17世紀 1 「スペイン君主国」と帝都マドリード 2 一六四〇年代の危機 3 ハプスブルク朝スペインの動揺と終焉 4 黄金世紀の文化 第6講 カトリック的啓蒙から旧体制の危機へ 18世紀〜19世紀初頭 1 スペイン継承戦争と新組織王令 2 カトリック的啓蒙とブルボン改革 3 フランス革命とスペイン旧体制の危機 第7講 革命と反革命の時代 19世紀前半〜1870年代 1 ナポレオンの侵略とスペイン独立戦争 2 カディス憲法から一八三七年憲法へ 3 寡頭的自由主義国家体制 4 第一共和政の誕生と崩壊 第8講 王政復古体制からスペイン内戦まで 1870年代〜1930年代 1 王政復古体制の成立と動揺 2 プリモ・デ・リベーラの独裁 3 第二共和政 4 スペイン内戦 第9講 フランコの独裁体制 1939年〜1975年 1 フランコ独裁体制の成立 2 国際社会への復帰と反共の砦へ 3 「経済の奇跡」から体制の終焉へ 第10講 民主化の進展と自治州国家体制 1970年代〜現在 1 民主化と一九七八年憲法 2 自治州国家体制の成立 3 社会労働党と国民党の政権交代 4 クオ・ヴァディス あとがき
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