地方自治のしくみがわかる本

岩波ジュニア新書 823

村林 守

2016年2月19日

岩波書店

946円(税込)

絵本・児童書・図鑑 / 新書

はじめに 第1章 私たちの暮らしと行政サービス  市町村役場や都道府県庁は行政サービスをしている  人は社会をつくって生きている  行政サービスとは何だろう  行政サービスは三層の政府が提供している 第2章 どうして地方自治があるのだろうか  地方自治は憲法が保障している  行政サービスの効率のために地方自治が必要  地方自治は民主主義の学校  地域独自の政治システム 第3章 住民が地方自治の主権者  自治体は地域の「ミニ国家」  住民かどうかは居住の事実によって決まる  住民の権利と義務  外国籍住民の権利と義務  さまざまな「住民」 第4章 自治体の組織は二元代表制  憲法が二元代表制を採用  議会と首長は何がちがうのか  議会の強み、首長の強み  不信任の制度  行政委員会  官僚制で組織された行政職員 第5章 住民は政治に参加できる  選挙権の行使  直接参政制度  請願・陳情、意見募集  参加のパラドックスと住民運動  条例による住民投票  住民投票を誰がリードするのか  住民投票では決められない  住民投票への批判とそれに対する反論 第6章 政策はどう決まり、どう実施されるか  予算は一年度間の政策をあらわす  意見・要望は声に出す  執行機関で優先順位を決める  議会での議論と議決  予算の執行  新しい行政サービスは住民の声から 第7章 自治体財政はどうまかなわれているか  どんな政策をしているのか  どんな政策手段があるのか  歳出決算から財政状況を見る  どんな収入があるのか  財源として見た場合の収入  地方財政計画で自治体全体の財源を確保  地方交付税制度で財源を各自治体に配分  多額の借金が自治体におよぼす影響 第8章 国と自治体の関係はどうなっているか  自治権は国家の主権にしたがう  下から上への政治、上から下への行政  地方分権改革  三位一体改革 第9章 地方自治の過去・現在・未来  市町村はもとをたどれば江戸時代のむら  都道府県のもとは江戸時代の藩  地域自治会ももとは江戸時代のむら  地方自治か地方行政か  地方自治の未来を展望する 第10章 地方自治の未来のために  自治体の改革  行政だけにまかせておいてよいのか  民主主義を活性化させる  民主主義と学習  身近な地域自治に参加してみよう おわりに 参考文献 キーワード

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