歴史のなかのからだ
岩波現代文庫
樺山紘一
2008年5月31日
岩波書店
1,210円(税込)
小説・エッセイ
人間の「からだ」は、古来どのように考えられてきたのだろうか。心臓はいかにして心の王座を脳にあけわたしたのか。目と耳は、どのような象徴的意味を帯びていたのか。「耳なし芳一」の伝承や耳塚、鬼太郎の目玉親父、ロマネスク聖像の目など豊富な事例を用いて、古今東西の「からだ」イメージの変遷を縦横無尽に解き明かす。
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