死別の悲しみを超えて

岩波現代文庫 社会13

若林 一美

2000年4月14日

岩波書店

1,100円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

我が子や配偶者など最愛の人に先立たれたとき、人はその「死」の現実をどのように受け入れ、遺された自らの「生」を生きるのか。子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」の世話人である著者が、悲しみを背負って生きる大勢の遺族の証言をもとに、心が徐々に癒され生きる力を回復していく過程を考察し、生きる意味を探る。

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