聖路加病院 生と死の現場

岩波現代文庫 社会321

早瀬 圭一

2020年8月20日

岩波書店

1,474円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 文庫

小児科、訪問看護、後進育成、救急の各部署を担う、個性的で傑出した人物たちに焦点を当て、病いを得た人たちとのやりとりをリアルに再現ーー。都内有数の「特別な病院」を舞台にしつつ、医療と看護の原点を描いた『聖路加病院で働くということ』に、緩和ケア病棟での出会いと別れの新章を増補。解説=山根基世。 プロローグ 1 小児科医を貫くーー細谷亮太  祖父、父、母/ある事件/臨床医への道/小児がんと「トータル・ケア」/患児との日々/アメリカへ/『君と白血病』/子どもに病名を伝えるべきか/サトシ君/命を考える/新しい小児科病院を 2 とことん在宅ーー押川真喜子  お嬢さま、東京へ/保健師として/「一番忙しい病棟で」/転機/「訪問看護の力が必要なんだ」/笑顔が見られるまで/R君との出会い/訪問看護という仕事/看取り 3 「看る」という仕事ーー井部俊子  恥ずかしがり/ナースの二つの道/教壇に立つ/聖路加に復帰/副院長・看護部長として/病院全体を見る/新人たちに/退職の理由は?/親を送る/「看る」という仕事 4 救急部の「キリスト」--石松伸一  産婦人科医の父/聖路加国際病院救急部へ/地下鉄サリン事件/活動を広げる/石松の一週間/聖路加国際病院の原点へ 5 緩和ケア病棟一筋ーー高野真優子  死を意識する/「病気になったら」/緩和ケア病棟の一日/『ガン病棟の九十九日』/美術家・谷川侑子との出会い/「おばちゃん、がんを宣告されちゃった」/「これで痛みさえなければ天国ね」/教室を閉じる/バックアップ体制を整える/最期の日々 聖路加国際病院とは 参考文献・資料 あとがき 岩波現代文庫版あとがき 解 説……………山根基世

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