
クラウドガール
金原ひとみ
2017年1月6日
朝日新聞出版
1,540円(税込)
小説・エッセイ
【文学/日本文学小説】姉妹にしか分かりえない、濃密な共感と狂おしいほどの反感。刹那にリアルを感じる美しい妹・杏と、規律正しく行動する聡明な姉の理有。二人が「共有」する家族をめぐる「秘密」とは? スピード感と才気あふれる筆致がもたらす衝撃のラスト! 初の新聞連載。
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(無題)
クラウドガールってどういう意味だろうかと思いながらも読み始めた本書、著者は作中でそれを明確には述べていない。しかし、なんとなく想像がつきそうな書き方はしている。 クラウドと言った場合、一般的にインターネット経由でユーザーにサービスを提供する事を意味する。ユーザーはソフトウェアやデータを自ら所有しなくてもネット経由でサーバーを利用できるのだ。つまり、クラウドをバーチャルと読み替えて、現実との対比と図式化すると本書を理解しやすくなるのかもしれない。 本書には刹那的で直感のままに行動する妹・杏と、聡明で堅実な姉の理有が登場する。この姉妹は実は小説家であった母親の分身なのであった。2人とも現実をバーチャルと感じて生きているようだ。そんな気分から『クラウドガール』と名付けたのではなかろうか。金原ひとみはヤッパリ私には合わない。世界が違うと感じてしまう。
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