星の子

今村夏子

2017年6月30日

朝日新聞出版

1,540円(税込)

小説・エッセイ

大切な人が信じていることを、わたしは理解できるだろうか。一緒に信じることができるだろうか…。病弱なちひろを救うため両親はあらゆる治療を試みる。やがて両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき…。第39回野間文芸新人賞受賞作。

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みんなのレビュー (6)

Readeeユーザー

(無題)

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1.5 2022年03月27日

ラストの場面の解釈が難しい。特に大きな盛り上がりもオチもなくて、読後に拍子抜けした。感性が豊かで国語が得意な人には理解できるのかも。文章自体はやさしくて、児童書を読んでる感じ。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年08月15日

幼い頃に病気になり、「奇跡の水(金星のめぐみ)」によって元気になった女の子が主人公。病気がなおったことをきっかけに“水”を信じるようになり、宗教にのめり込む両親と、そんな両親に反発する姉とともに育つ。 映画化されてたので読んだのだけど、すっかり芦田愛菜と岡田将生のラブストーリーなのかと思ってたからびっくりした。岡田将生は怪しい親の子であるちひろを持て余しているし、めんどくさいとは思っていても好意は欠片ももっていない。ちひろはたしかに片思いしているが、読者側からすれば南先生は全く魅力的ななキャラではない。 てっきり、宗教にハマった親の子供として、ちひろが苦しむ話かと思っていたのだけれど、そうでもない。ちひろは親を嫌いにならないし、学校でいじめられることもない。 だからこそ、この本の主題はなんなのだろうと、考えてしまった。よく映画化しようと思ったな、、山場がなさそうな感じがする。 はるちゃんの彼氏が、宗教団体の合宿に一緒にきて、演説する場面が山場なのかな、、 最後、ちひろと両親が空をみあげているところも、彼らの気持ちが個人的にはよくわからず、難しかったなー。 宗教も、詐欺とかしてるのか、ただの団体で悪いことはなにもしてないのか、よくわからない。海路さんと祥子さんが訴えられてる、みたいな話はなんだったんだろう。

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ozt_rrrr

深い

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3.3 2021年03月13日

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紫陽花

(無題)

starstarstar 3.0 2020年09月15日

最後、歩いていたはずの道が急になくなってどこかへ落ちていくような感覚になった。音もなく。 また読みたい、と思えるのはまだきっと先かもしれない。だけど、この作者のことをもっと知りたいと思った。

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Readeeユーザー

後味が…

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3.5 2020年05月10日

ちょっとセンセーショナル。村田沙耶香さんが泣ける本とテレビで言っていたので読んだけど、私は泣けなかった…。主人公のちーちゃんにはこの道しかなかったのだろうか…

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