映画化決定
友井羊
2018年1月4日
朝日新聞出版
1,430円(税込)
小説・エッセイ
放課後の教室でナオトが落とした一冊のノートを拾ったのは、同級生の天才映画監督・ハル。彼女はそこに書かれたマンガのネームを見て、言った。これをわたしに撮らせてほしい。創作者としてぶつかり合いつつ、ナオトは徐々にハルに惹かれていく。しかしー涙とサプライズのせつない青春小説。
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ナミ
高校の映画部が原作が漫画の話を撮る
映画部の監督が教室でノートに書かれた漫画を見つける。文化祭に向けて作る映画を何にするか考えている時だったからすぐにコレだと思って映画化させて欲しいと頼むのだが、あっさり断られてしまう。コレは自分が作ったストーリーでは無いからと言うのだが、ノートに書いた感じから本人が作ったモノとバレていた様だ。結局は映画化される事になるのだが、前半引き込まれるが後半ややこしくなる。原作から離れたストーリーになっていくし、何度も撮り直してやっと撮れたと思うシーンをカットしていく。持病があり撮影中も救急車で運ばれて中断したり、編集作業も悩みに悩んで時間がかかっていた。
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