東アジア往還

漢詩と外交

村井章介

1995年3月31日

朝日新聞出版

2,776円(税込)

人文・思想・社会

遣唐使や菅原道真の時代から、東アジアの外交上の共通言語は漢詩文であった。中国を中心とする人々の往来の中で・公的・私的に多くの漢詩が唱和され、異国間の人々の内面の交流が可能となった背景には、詩のもつ、民族や思想のちがいを超えた世界性があった。九世紀から十七世紀まで、環シナ海と環日本海を舞台に展開した日本・琉球・朝鮮そして中国の人々の交流史を、漢詩のほか、仏像・経典・銭貨・陶磁などの文物を素材に、生き生きと描く。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

2

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください