才能の森

現代演劇の創り手たち

朝日選書

扇田昭彦

2005年11月25日

朝日新聞出版

1,430円(税込)

エンタメ・ゲーム

1968年の秋、朝日新聞の演劇担当記者となった著者は、蠕動する日本現代演劇の勃興期に立ち会い、次々とほとばしり出る新しい才能をつぶさに見た。天井桟敷館のこけら落としの取材で初めて会った寺山修司。35年を超える長いつきあいのなか、驚くほど変わらない「おさな心」を保ち続けている唐十郎。演劇記者としてのみならず、編集者としてもつきあった井上ひさし…。また「女優を続けるなら恋愛はしても結婚はしないほうがいい」と周囲に語っていた杉村春子や「巨漢のカリスマ」千田是也の思い出から、ピーター・ブルック、タデウシュ・カントールまで、世界に輝く才能に触れた経験をつづりながら、時代を映し、時代の感性を牽引する「演劇」という芸術を形作った人々の肖像を浮き彫りにする。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstar 3

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください