
街道をゆく(3)新装版
朝日文庫
司馬遼太郎
2008年8月31日
朝日新聞出版
726円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
東北の南部人を考える「陸奥のみち」を満喫したあと、南に針路を転じ、「肥薩のみち」を歩いた。「われわれは田原坂に来てしまったのである」とつぶやく著者は、ちょうど大作の『翔ぶが如く』を連載中だった。「薩摩」の人間風土は書くのは大変なんですよと、正直に読者に悩みを打ち明けてもいる。
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(無題)
肥後の道のみ読了。人吉のことを「日本でもっとも豊かな隠れ里」と称賛されている。球磨川、青井大明神(青井阿蘇神社)人吉城址など司馬さんらしく歴史に絡めてまた県民のその人となりについても名文で書いてくださっている。熊本城は決して陥落することのなかった名城である。田原坂についても触れてあり嬉しかった。 また熊本県民は大和朝廷よりも古き歴史があることに誇りを持ち、政府にも組せず、「一国」の高い意識を持っているということが歴史に疎い私にも分かりやすく大変身のある読書となった。
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