街道をゆく(24)新装版

朝日文庫

司馬遼太郎

2009年1月31日

朝日新聞出版

924円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「私はどうにも近江が好きである」-「湖西のみち」(第1巻)以来の「近江散歩」。江戸時代と変わらずたたずむもぐさ店や銃砲店に驚き、一方で景観や湖水を我が物顔に侵す乱開発を憤る。「奈良散歩」では春浅い東大寺に千年以上の伝統を持つ修二会(お水取り)の行事を訪ねる。「この世には移ろわぬものがあるという安堵感」を説くくだりは、「文明」と「文化」の違いを考えさせて、深い。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstar
star
3.95

読みたい

2

未読

1

読書中

0

既読

17

未指定

29

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください