
ことり屋おけい探鳥双紙
朝日文庫
梶よう子
2016年10月31日
朝日新聞出版
814円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
商うのは「鳥」、持ち込まれるのは「謎」--姿を消した夫を待ちながら店を切り盛りするおけいが解きほぐす、不思議な事件と、せつない恋! 行方知れずの夫の帰りを待ちながら、鳥を商う「ことり屋」を営む女主人のおけい。店に現れた美しい娘が、鳥にまったく興味がないのに、紅雀、相思鳥、十姉妹と次々と買い求める様子をおけいは不審に思う。娘が鳥を贖い続ける理由とは……? 店へ持ち込まれるさまざまな謎を解きほぐしながら、たくましくしなやかに生きるおけいと、市井の人たちの姿を活写する清々しい物語。『ヨイ豊』で直木賞候補、歴史時代作家クラブ賞受賞と今最注目の書き手の最新作。悩みながらも人生を歩むすべての人を励ます一冊です! (目次) 第一羽 かごのとり 第二羽 まよいどり 第三羽 魂迎えの鳥 第四羽 闇夜の白烏 第五羽 椋鳥の親子 第六羽 五位の光 第七羽 うそぶき
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